いつも菓子舗間瀬をご利用いただき、誠にありがとうございます。
- 「間瀬のおはなし」では、
- 私たちのお菓子に込めた想いや、ものづくりへのこだわりをお伝えしていきます。
- 今回のおはなしは、今年で発売から60周年という節目を迎える「伊豆乃踊子」について。
- 弊社の代表銘菓がどのようにして誕生したのか、ぜひご覧ください。
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~間瀬のおはなし~「伊豆乃踊子」誕生秘話①
- ▷きっかけは、観光客の増加
- 1946年の東京オリンピックを機に、新幹線や首都高速など、
- 交通面で大きく発展を遂げた日本。
- 他府県への移動が容易になったことで、静岡県熱海市にも
- 多くの観光客がやって来るようになりました。
- 以前から地域に根づいた菓子舗として和菓子や洋菓子、
- パンなどさまざまな商品を販売していた間瀬ですが、
- 地域の方だけでなく、熱海に訪れた観光客の方におみやげ
- として手にとっていただけるようなお菓子を考えよう!と
- 新商品の開発に着手しました。
- ▷川端先生に直談判?!
- さて、新商品とは言ったものの、どんなお菓子にしようか…。
- 味、形、パッケージ、さらに欠かせないのが、商品の「名前」
- です。せっかく熱海に来てくれたお客さまのためなのだから、
- 伊豆地域にちなんだ名前をつけたい、と考えたときに思いついた
- のが、川端康成先生作の小説「伊豆の踊子」でした。
- しかし、作品のタイトルを使うためには当然ながら許可が要ります。
- そこで当時の社長がとった行動は、まさかの「直談判」でした。
- 川端先生のお手伝いさんが熱海出身だったこともあり、つてを辿って
- 後日鎌倉にある先生宅を直接訪問。お菓子に使用できないかと尋ねると
- 快く了承してくださったそうです。
- 小説のタイトルがお菓子の名前に決まると、形やパッケージのイメー
- ジも膨らみます。白餡にくるみを混ぜ、踊子が背負っている小太鼓を
- かたどった焼き菓子「伊豆乃踊子」は、1966年に販売を開始しました。
〈「伊豆乃踊子」パッケージ変遷〉



